納期について
– 国際ビジネスコンサルタントの助言 Vol 16

今回は納期についてお話します。納期とは商品を発注してから、商品が手元に届く期間です。これまで香港の展示会に参加するという前提で出展業者と商談することを念頭に遭遇するであろうことを仮定してお話しています。ブログの最初はこちらからです。香港国際展示会情報 2020年7,8月開催分
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輸出業者からみた納期
納期を回答するのは輸出者側です。ということで輸出者側から考えた納期をみてみましょう。あなたがもし輸出者であって納期を聞かれたらいつからその日数を数えますか?今日から数えますか?今日からだとまだ注文もきていません。では、受注日からですか?注文を受けたとしてもまだお客さまよりお金をもらっていません。そうなんです。納期というのは輸入者側から振り込まれたお金が輸入者側が受け取った日からなんです。
このように考えると納期というのは、納期を伝える時点では不確定要素がたくさんあり

ます。従って、輸出者側から回答がある納期はかなりのサバを読んだものとなっているのが通常です。
納期の起算日が輸出者が輸入者から支払われたお金を受け取った日だとすると納期の終了日はいつまででしょうか?日本語では納期といいますが、英語では Lead Timeといいます。これは製造に必要な日数です。商品完成までのことです。また、中国語では、交貨期といい、商品を貿易する日です。
ここまで書くともうお分かりのように、かなりいい加減なものです。従って、輸入者のほうでしっかりと聞きましょう。一般的には、商品が完成して、工場を出る日が納期の終了日です。その時点から先、輸入者側が商品をどこまで持っていくのかにより納期は輸入者側で更に計算しなければなりません
現在は新型コロナウイルスの影響で航空便が大激減しており、納期が非常に伸びているという現実もあります
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