最小購入ロットについて
– 国際ビジネスコンサルタントの助言 Vol 15
最小購入ロットについてお話をしたいと思います。展示会でもそうですが、普段の売買のやりとりのなかでもっ最小購入ロットについてはよく出てきますのでしっかりと把握したいとおもいます
香港展示会参加については下記のブログからみていただくとよくおわかりいただけると思います
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最小購入ロットとは
先ず考えていただきたいのは普通にお店に商品を購入する、或いは、スーパーマーケットで商品を購入するときには、レジ籠に購入したい商品をいれていきます。これはスーパーマーケットなどには在庫があるからです。同じように輸出入においても自分が購入したい商品の在庫があるかどうかをまず輸出業者に問い合わせます
当然同じ商品を大量に生産していて、在庫として商品を常時もっている業者はあると思います。恐らくその場合には、そういう会社は小売りもしていると思います。輸入や貿易というのは、ある一定の量を購入して、単価を安くし、商品を輸入して消費者に販売するビジネスです。商品を少しでも安く購入することも重要な要素です。
ほとんどの工場は、自社のブランドもないような工場です。このような工場は外注先として世界中のお客さんから注文をもらって生産しています。ということは注文がなければ生産しないということです。特に、それぞれのお客さまの注文が同じ商品でなかったり、一部が異なっている場合、予め注文を予想して生産するというような危険なことはしません
要するに輸入者がこの工場の商品を購入したい場合、工場に生産をお願
いし、商品を生産してもらい、輸入して販売しなければなりません。この時に工場から求められるのが最小購入ロットです。英語では、Minimum Order Quantity (M.O.Q.)と言います。通常、工場からの商品単価は、この最小購入ロットをベースとしたものです。従って、もし購入数量が最小購入ロットよりも大きい場合は、必然的に価格交渉をしなければなりません
最小購入ロット
では、最小購入ロットというのは、どのようにして決定するのでしょうか?残念ですが、それぞれの工場によりことなります。一般的に大型機械などは、最小購入ロット(最小生産ロット)は、一台ということもあります。単価が安い商品は、一般的に最小購入ロットも大きいです。また、輸入者側からの注文や要求によって最小購入ロットというのが大きくなることもあります。
実際には、最小購入ロットというのは、最小生産ロットということで、工場がある商品を生産するのに必要なコストや利益を賄うために必要な一回あたりの注文数量です。いろいろな要因で商品を生産するに必要なコストは既に決定したものとなっています。それを計算して出すのが最小購入ロットです。
最小購入ロットも商品価格もよく検討して、輸出者側と話しあってください。価格交渉や最小ロットの交渉は、ただ価格を安くしてほしいいう感情的ではなく、理論的な数値に基づいて交渉してみてください
弊社ができるお手伝い
弊社エクスクイジット・インターナショナル・ホールディングは、国際ビジネスコンサルタントとして香港で活動しております。日本のクライアントさまのサポートとしては、中小企業さまの国際事業部、貿易部として、その業務(または、一部の業務)を下請けしていただき、クライアントさまの一部門のごとくお手伝いしております。また、個人のクライアントさまのサポートについても同様です。https://exq-int.com/
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