商品供給業者と仲良くなる
– 国際ビジネスコンサルタントの助言 Vol 10
前回に引き続き展示会参加に関するブログです。今回は商品供給業者とどのようにすれば仲良くなれるのかお話しましょう
商品を販売するのは大変むずかしいことなのです。展示会にはたくさんの競合他社も出展してい
ます。こういう条件で自社製品に興味をもってくれてブースに来て話を聞いてくれるひとは大変貴重な人なのです。例えば、ブルートゥースのイヤフォンはガジェット関連の展示会にはたくさん出展されています。
その中で自分のブースにきて話を聞いてくれる人は、将来の顧客候補であり、また、それを本来目標として展示会に出展しているので、大変重要です。展示会中は応対してくれる人と名刺を交換しましょう。名刺については次回のブログでお伝えします
担当者と仲良くなる
中国の会社では会社の方針を決定するのは社長です。特に中小企業は社長の方針が絶対という会社も多々あります。興味ある商品を見つけて、その商品の詳細を問い合わせる担当者が社長である場合はすごくよいと思います。会社は常により大きい会社がよりよい会社ではありません。自分の聞きたいことをまとめて簡潔に聞きましょう。この疑問をまとめるためにも展示会訪問第一日は展示会を隅から隅まで歩き、興味ある商品を探し、個々の商品については第一日目の夜にネットなどで、実際に市場で販売されているかど
うか、競合他社品について、また、小売価格などの下調べをしましょう
見積もりをもらう
商品説明を聞き、全ての疑問が解決できれば、見積もりをもらいましょう。見積もりで注意しなければならないのは、見積もりの通貨、商品受け渡し地点、最小購入数量、納期などです。これらすべての事項については追ってブログに書いてご説明します
商品カタログがあれば必ずもらいましょう。最近では印刷物を用意していない業者もあります。サンプルが必要であればサンプルの有無についても聞きましょう。無償でもらえる場合もあるし、当日や展示会会期中に購入できる場合もあります。展示会にサンプルを持ってきていない場合は、のちほど郵送ということになります
仲良くなるためのダメ押し
展示会会期中にもっと仲良くなるためには、第三日目に再度ブールに行きます。その時更なる質問を忘れないでください。協業他社との比較でもよいです。写真や他社のカタログなどあれば具体的な話ができます。実は、相手があなたを忘れられないくらい印象付ける方法は、展示会終了後に開いての工場に行くことなのです。中国からの出展者で香港に近いところからきている業者は最終日に必ず家に帰ります。ひょっとすれば車で来ているかもしれません。車で来ていれば一緒に車に乗せて行ってくれるかもしれません。展示会終了日の翌日でも構いません。気に入った商品をもっと知るには素早い行動が必要です
当然展示会が終了し、日本に帰国してからもメールなどで頻繁に連絡取り合うことも忘れないようにしてください。今回の商品はうまく商売にならないかもしれませんが、次回以上も何度もチャンスがあります
弊社へのご依頼
弊社エクスクイジット・インターナショナル・ホールディングは国際ビジネスコンサルタントして、国際業務委託から個別の案件、新規ご参入者へのアドバイス等も行なっております。弊社ブログをご覧になり弊社業務にご関心をいただければ幸いです