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商品引渡し価格について

商品引渡し価格について

– 国際ビジネスコンサルタントの助言 Vol 13

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前回に続いて取引条件の決定にて大切な商品引渡し価格についてお話します

前回のトピックは、取引通貨についてでした。取引通貨について

 

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今回も大変重要な案件です

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取引

 

貿易の際の商品価格は場所が必要

一般社会での商品の価格についてお話するとき特に話題にはならないことが国際貿易においては絶対に決めておかなければならないことになります。中国から輸入される商品の場合、その商品は恐らく中国の工場で製造され、完成後倉庫に配送され、日本に輸出するために運送業が商品を通関場所に運んでいき、船や飛行機の積載し、日本の港や空港に到着し、日本の税関で通関されて、最終的に輸入者が指定する場所まで運ばれるというのが大まかな流れです。

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取引

当然なことをいうようですが、工場が材料を仕入れるお金、製造に必要な人件費や電力や消耗品など全てのコスト、商品を輸入者まで送るコスト、輸送保険代、各種税金、これら全ては最終的に消費者(最終ユーザー)が支払っています。従って、これらのコストはだれがどこで支払うことになろうと最終ユーザーが支払うのに変わりはありません。




しかしながら、お金を受領することにより、その責任が生じます。例えば、工場で完成した商品代金として輸入者は工場に商品代金を支払います。工場はその商品の品質に責任を持ちます。では、この取引の場合、輸入者は工場(輸出者)に商品代金を商品が工場にある時点で支払いました。商品の価格は、工場にあるときの価格で、それを工場出し価格 (Ex Factory Price)と言います。工場で生産完了した商品はすぐに彼らの倉庫に入庫しているかもしれません。その場合は、倉庫出し価格 (Ex Warehouse Price)と言います。



この取引条件で商品代金を支払うと工場や倉庫から港や空港までの運送、中国

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倉庫

での通関、日本までの運送、日本での通関、保険代、日本通関後から輸入者倉庫までの一連の流れは輸入者側で行なわなければなりません。輸入者側で行なわなければならないと言っても自分自身でするのではなく、運送業者に依頼し、代理で行なってもらえばいいのです。問題は、工場出しや倉庫出しで取引した後の不良です。取引した条件で不良発生時の処理についても行われます。不良に関するトピックはいずれ別にお話したいと思います



弊社、エクスクイジットができるお手伝いについて

 

以上のように商品価格というのは通貨の決定もたいへんですが、取引条件というのも考えなければなりません。弊社エクスクイジット・インターナショナル・ホールディングは、国際ビジネスコンサルタントとし、永年日本の中小企業のみなさま、及び、個人のお客さまからいただくさまざまな案件のお手伝いをしてまいりました。永年のビジネスで経験と知識で中国をはじめ諸外国での現地での御社商品の生産をお手伝いできます。特に、美容商材、美容関連販促品、電子機器、デジタルサイネージ関連、アパレル、文房具、眼鏡などの業界で取扱われる商品の現地の工場を一緒に発掘することについては絶大な自信を持っております。詳細はメール等でご連絡ください https://exq-int.com/





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