海外ビジネスに使用する名刺について
海外ビジネスに使用する名刺について
– 国際ビジネスコンサルタントの助言 Vol 11
海外ビジネスに使用する名刺について、かなりの方々が勘違いをされています。これは最近よくお手伝いしている中国輸入、アマゾン・eBay輸出、クラウドファンディング系を含めて日本でセミナーを受けたり、本を読まれた方々に多いと思いますが、中国人は英語では理解しません
前回は、商品供給業者と仲良くなる方法についてお話しましたが、今回は展示会に持っていく名刺の件です
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どういう名刺が良いのか?
日本人同士であれば、先ず英語で書いてあっても日本語で会社名とか名刺の氏名や住所をみます。中国人も自国で使用されている言語が一番重要です。それは中国語=漢字です。日本人であるから日本名をローマ字(決して英語ではない)化した英文字を理解するのであって、中国人に日本の名前を英文字化した単語を発音させたり、理解させたり、記憶させたりするのは大変困難なことです。
英語やヨーロッパ語圏の国々の方は、日本語(漢字)を理解しないので、英文字化した日本語でしか理解してもらう術はありません。仮にも世界の1/5くらいの人は学校で漢字を習っています。漢字というのは英文字化した日本語よりも理解してもらえると理解したほうがいいと思います。
国際的に妥当な名刺は漢字+英語表記であるべき!
本来ひらがなやカタカナである場合には、無理やり漢字にしてみましょう。私は発音を覚えさせるより意味や会社名や氏名をかけるというのが重要だと思います
日本の首都は東京ですが、中国でTOKYOと言ってもほとんどの人はそれがなにを表しているのか理解してくれませんが、東京と表記すれば、日本の都市名だと理解してくれます。
更に、中国語は、香港や台湾で使用される繁字體と中国やシンガポールなどで使用される簡字体があります。日本の漢字はそれのどちらでもありません。しかし、日本の漢字で十分通用すると思います
英文字表記について
昨今日本人の氏名の英文化は、氏が先か名が先かという議論がありましたが、どちらでも構わないと思っています。但し、住所表記については、部屋番号、ビル名、番地、町名、区、市、郡、都道府県、日本、郵便番号が一番わかりやすく、サンプルなどを送ってもらうのにわかりやすい順番だと思います。
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