2020年6月2日香港政府発表の新型コロナウイルス関連の新方針
– 国際ビジネスコンサルタントの助言 Vol 31
いまだに香港と他国、及び、中国とのボーダーは一部の強制隔離覚悟の入境者を除き、新型コロナウイークいよるボーダー封鎖は続いておりますが、それに関連する昨日の香港政府の発表は次の3項目です
1. 中国本土、マカオ、台湾からの入境
中国本土,マカオ,台湾からの入境規制措置(香港居民,非香港居民ともに入境できるが14
日間の強制検疫)を7月7日まで延長
2. 海外からの入境
海外からの入境規制措置(香港居民は14日間の強制検疫)を9月18日まで延長。なお,非香港居民は引き続き無期限入境禁止
3. 公共の場での人数制限
公共の場での9人以上の集まりや飲食店等での1卓8名までの規制等を6月18日まで延長
解説とコメント
だいたい想像していた通りの結果です。既に6月中の中国大陸から海外に向けての航空便についても主な都市への便は、週三便が基本で今月中の特別な変化はないと思っていました。また、来月に入るとこれまで延期とされていた香港展示会が遅延で開催されると既に発表されていました。それも含めての入境の制限期限延長決定だと思います。
折しも昨今は香港でデモが発生しており、現在海外や中国からの入境を許可したとしても旅行としての魅力は低下していますし、新型コロナウイルスの影響で、是非とも香港に行きたいと考えているリピーターもそれほどたくさんはいないと推測します。
但し、香港内の状況は非常に良好です。2月の一時期トイレットペーパーやマスクなどもありませんでしたが、現在では経済活動も順調です。しかしながら外国との交易でなりたっている香港ですから、香港外との人の行き来がないと本来の経済活動を取り戻すことはできません。
図書館などは徐々に開館してきました。映画館はまだです。学校も少しずつ開いてきました。もう香港は夏ですが今年はプールはオープンしていないところが多いです。(ちなみに香港の一般的なプール開きは4月1日です)
これまで香港と海外の展示会情報についてお伝えしてきました。最新の展示会情報については、こちらをご覧ください 最新展示会情報2020年まとめ
弊社ができるお手伝い
弊社、エクスクイジット・インターナショナル・ホールディングは、香港で設立した国際ビジネスコンサルタントです。日本の中小企業さま、及び、個人の方々の国際業務のあらゆる場面でお手伝いをいたします。日本のみなさまに再びお目に掛かれるのも、あと35日です。まだまだ先は長いなと思いながら、35日前を振り返ってみると、この1カ月があっという間だったことを思い知らされます